インターネットで商品を売るのはそんなに難しいことではありません。形のないサービスも、インターネットで売ることができます。
今回は、ホームページで商品を売るために必要なことについてご説明します。
ホームページで商品を売るために必要なこと
(1)特定商取引法にに基づく表示のページを作る
商品をネットで販売するときに、購入者が、安心して商品を購入するために必要なページです。
販売するあなたが、どこの誰なのか、またあなたへの連絡先や、購入の際のルールを書いておくページです。
同業者のホームページの「特定商取引法にに基づく表示のページ」の内容を真似して書きましょう。
テンプレートも世の中にはたくさん公開されていますので、そういったものも利用して、効率的にこのページを作りましょう。
特定商取引法に基づく表示テンプレート(ヤマトファイナンシャル株式会社提供)
(2)決済の手段を用意する
銀行やゆうちょの口座など、商売をしている人であれば一つはお持ちかと思います。
個人名義のものでもOKです。まずは、口座を用意しましょう。
口座が無い方は、PayPalなど、オンライン決済のサービスに登録すれば、すぐにお金を受け取る窓口が作れます。
クレジットカード決済を利用するならSquareを利用するのがオススメです。
店舗販売と同じようにクレジットカードの利用料がかかりますが、それ以外の費用はかかりません。
審査などはなく、誰でも簡単にアカウントを登録できて、すぐにお金を受け取れる状態になります。

Squareについては、こちらの記事もご参照ください。
WordPressとSquareの連携が、これからの小規模なネット通販にオススメ!
(3)商品を販売するためのページを作る
まず、安心していただきたいのですが、ショッピングカートを構築する必要はありません。
商品を販売するためのページには、以下のような内容を書いてください。
・商品の性質や特徴、スペック(食品の場合は原材料など)
・生産者の顔がわかる情報
・商品の値段
・送料
・注文からどれぐらいで届くのか
・決済方法
・注文の方法
・連絡先
(4)注文を受け付ける窓口を作る
メールフォームを用意できる方は、メールフォームを作ると便利です。
フォームに必要な項目は以下です。
・名前
・メールアドレス
・電話番号
・何がどれぐらい欲しいかを記入できる備考欄
あとは、注文が入ってから、お客様とやりとりして、必要な情報を聞いてください。
フォームに以下のような項目もあると、話が早いですが、項目を増やしすぎると、お客様が入力に挫ける可能性があるので、なくても大丈夫です。
・商品を届ける先の住所
・ご希望の決済方法(前払い、着払い、カード決済、銀行振込など)
電話に慣れている方は、電話でもいいですし、FAXで注文してもらうのでもいいと思います。メールアドレスを載せておくだけでもOKです。
ちょっと頑張れる人は、フォームズを使うといいと思います。
ここで必要なことは、お客様に連絡してもらうことだけです。ここから直接やりとりして、信頼関係を築きながら、売買を成立させましょう。
できるような気がしてきたでしょうか?