お客様が求めている言葉でブログを書くことで、その言葉を検索したお客様が貴方のサイトを訪問します。
SEOとは、お客様の求めている情報を提供することです。そのブログでお客様が満足すれば、料金表を確認してサービスを申し込もうという行動につながります。
行政書士などの資格をお持ちで、専門性を持っている場合、文章が書ければ、自分でSEOを行うことは、難しいことではありません。
Googleの検索エンジンでは、E-A-T【Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)】が重要視されます。
お客様の役に立つ情報を提供していれば、検索エンジンの上位に来ることが出来ます。
そのとき、ただ闇雲に書くのではなく、読む人を意識して書くこと、そして、その人が検索するであろうキーワードを意識して書くということがポイントになります。
目次
1)お客様が求めている言葉をピックアップ
お客様は何を求めているのでしょうか?
相続の問題を抱えているお客様は、どんな言葉でネット検索すると思いますか?
それは、普段、お客様と接している皆様ご自身が、誰よりもご存じだと思います。
まずは、お客様が使う言葉を書き出してみて下さい。
2)検索ボリュームを調べる
例えば、似た単語でも検索ボリュームに大きな差がある場合があります。
- 行政書士 相続:480
- 行政書士 相続問題:0
誰も検索しないキーワードを狙っても意味がないので、まずは、どんなキーワードを狙うべきか、調べましょう。
今回のデータは、ウーバーサジェストというツールを使って出しました。皆様も、自分が狙うべきキーワードを探してみてください。
https://app.neilpatel.com/ja/dashboard
3)ブログを書く
最初から完璧なものは書けないので、最初は30記事を目標に、とりあえず書いてみて下さい。
このときに一つ、気をつけることは、見出しを使うことです。
文章のまとまりの上に、見出しを書くと読みやすくなりますし、なによりこれは重要なテクニックなので、最初は見出しだけ意識して書いて下さい。
100記事とも言われますが、今は、ページ数が多ければいいというわけでもないですし、文字数も関係ないと言われています。
慣れることを目標に、30記事、書いてみましょう。
記事を書くこと慣れたら、SEOを意識して、記事を手直ししたり、新しい記事を追加していきます。
記事を手直しする段階になったら、キーワードを意識して、文章や記事のタイトル、見出しに入れていきます。
4)でご紹介する、サーチコンソールで検証することで、どんな記事を新たに書けばいいか、どのように過去の記事をリライトすればいいか、タイトルをどうするか、仮説が立てられるようになります。
最初のデータを取るためにも、30記事とにかく書くことからスタートします。
4)ホームページの文言を書き換える
ホームページ全体として狙いたいキーワードが決まったら、そのキーワードをホームページのタイトルや本文にちりばめていきましょう。
読んでいてくどく感じない程度にキーワードを入れていきます。
特に、タイトルの文頭に一番大事なキーワードを入れると効果的です。
WordPressを使っている場合は、All in One SEO Packや、SEO SIMPLE PACKというプラグインを入れることで、タイトルを書き換えたり、ディスクリプションを書き換えることが出来ます。
ディスクリプションとは、 以下の画像の赤枠の部分です。

必ずしも、ディスクリプションが赤枠の部分に表示されるとは限りませんが、ディスクリプションが表示される場合が多いです。
ここにも1回か2回、キーワードを入れましょう。上の画像は、「講師」という単語の検索結果ですが、赤枠の部分をよく見ると、「講師」という単語が2回出てきます。1回目の単語は、文章の文頭に来ています。
また、ここを読んで、お客様はリンクをクリックするかどうか決めるので、検索エンジンだけでなく、お客様に向けて文章を書くことが大切です。
5)サーチコンソールで検証する
サーチコンソールは無料で使えるGoogleのツールです。
このツールを利用して、どんなキーワードで自分のホームページが検索結果に表示されているか、調べることが出来ます。
また、どんなキーワードを狙うかわからないときは、このツールを見ることでヒントが得られます。
6)結果を基に、文章を書き換えたり、キーワードを選び直したりPDCAサイクルを回す
サーチコンソールを見ると、上がってくるキーワードもあれば、変化がないキーワードも出てくると思います。
それらを見ながら、キーワードを書き換えたり、文章の中のキーワードを増やしたりいろいろ試してみてください。
また、お客様に取って有益な情報を提供する記事を書くことも有効です。
特定のお客様にメールを出すつもりで、仕事の内容についての説明などを文章にしてみましょう。
そのキーワードに関連した情報を溜めていくことで、検索エンジンの上位に来やすくなります。
7)加入団体のホームページなどからリンクを張ってもらう
被リンクは、不正に検索エンジン上位に表示させるためのブラックハットSEOとしても有名ですが、あからさまに怪しいサイトからリンクを張られるのと、信頼性のあるサイトからリンクを張られるのでは、意味が違います。
商工会議所や、業界団体など、加入している団体のホームページに、会員紹介ページやプロフィールページなどがあれば、そこに自分のホームページのURLを載せてもらいましょう。
8)上位に来ている人をひたすら研究する
検索の上位に来ている人というのは、正しいSEOが出来ている人です。
タイトルにどんなキーワードを入れているか、ディスクリプションにどんなキーワードを入れているか、何回入れているか、研究しましょう。
そして、研究したら、自分のホームページのタイトルやディスクリプションを書き換え、文章にもキーワードを入れることを意識して修正するなどして、また、サーチコンソールで結果を検証します。
地道にPDCAサイクルを回すことで、検索上位に来るためのコツがつかめます。