【読書】コミュニティマネージャーの仕事

2014年6月に初版が発売されたコミュニティマネージャーの仕事を読みました。

この本でのコミュニティマネージャーという言葉は、SNSの運用を統括する人、というような意味合いです。

日本でソーシャルメディア担当と呼ばれるポジションが、アメリカだとコミュニティマネージャーになるそうです。

データは古いけど、理論はまだまだ使える

2014年と今では、少し状況が変わっている部分があります。

この本にはインスタグラムが出てきませんし、facebookも2014年と今ではアルゴリズムが変わっています。

2014年ごろのfacebookは、少し目立てば、友達の友達のフィードに登場できるなど、拡散しやすいSNSだったのですが、今は、そういうことが出来にくくなっています。

中でも当時との大きな違いは、facebookページが、フィードに登場しにくくなったという点が挙げられます。

あのディズニーですら、2018年3月から6月の投稿にはこんな一文を添えていたぐらいです。

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ただ、そういう状況の変化はあっても、企業のSNSの運用体制の構築、という部分は変わらない部分ですし、そこが丁寧に書かれています。

SNSの状況が今とは少し違う、ということだけ念頭においておけば、まだまだ使える本だと思います。

大手企業のコミュニティマネージャーのインタビューが収録されている

キヤノンマーケティングジャパン、ニチレイフーズ、リクルートライフスタイル(じゃらん)、無印良品の担当者のインタビューが収録されています。

なかでも、ニチレイフーズの担当者が、SNSでのコミュニケーションにコーチングの知識を活かしているというのが印象的でした。

また、無印良品では、ブランドイメージに合わせて、「握手をするくらいの距離感」で運用しているそうです。

リクルートライフスタイルのじゃらんでは、気まぐれな猫のキャラクターなので、ツイッターではフォローも返信もしないそうです。

目的とゴールの設定方法などがわかる

SNSの運用というと、ただ、フレンドリーにやればいい、というイメージもありますが、結果を出すこと、炎上を避けることなど、抑えるべきことがありますよね。

そのあたりのことがよく理解できます。

組織のマーケティング施策としてのSNS運用という部分が書いてあります。

これは、大きな組織でもそうですし、考え方や運用方法は個人や小規模な組織でも全く同じようにできる部分だと思います。

この記事を書いた人

古川恵子

古川恵子。1981年福島県生まれ。東京在住。
都内でウェブ制作と、ワードプレス個人レッスンを行っています。また、出身地である福島県にワードプレスを普及させるために活動しています。