普通の社員の顔と名前を出してブログを書くことで会社が有名になった例について

昨日参加した、ローカルクリエイターマルシェのトークセッションで、これからは観光2.0だというお話がありました。

小幡氏のブログにも書かれています。

地域の魅力を人というフィルターで包んだとき、そこにしかない魅力が生まれると考えています。

それが、観光2.0

人に紐づいた観光です。

これからの時代は、○○さんがいるから○○県に行く。
○○さんがオススメする、○○に遊びに行く。

引用元:http://www.obatakazuki.com/26225786

観光に限らず、集客全般に、このことは言えるのだろうと、感じます。

観光2.0で言われているように、人にフォーカスすることで集客に成功した、とある会社の例から、考えてみたいと思います。

普通の会社員一人一人の顔と名前を外に出すことで成功した上野のWeb制作会社

2012年ごろに、会社員一人一人にスポットライトを当てることで、急成長した会社がありました。それは上野にあるWeb制作会社のLIGです。

正直、最近のLIGブログは好きじゃないのですが、当時は私も楽しんで読んでいました。

見ていただくと、プロのモデルではない、どこか素人っぽい人たちが、中途半端なタレントのようなポーズでバナー広告になったりしているのがお分かりかと思います。

彼らは普段は自社でホームページを作る仕事をしている社員や、LIGと契約しているライターなどです。

ぱっと見、ふざけているようにも見えますし、商業写真ほどクオリティが高いわけではありませんが、LIGは、こうやってブログを書くことで、当時、あっという間に知名度をあげたのでした。

LIGの知名度が上がってきた2013年には、「世界一即戦力な男」という斬新な自己ブランディングで就職活動を行った菊池氏が入社した会社としても話題になりました。

アメブロの自撮りには、「認知度を上げるため」という理由がある

LIGが成功した2013年ごろの時期というのは、ちょうど、女性起業家という、新しい仕事をする人たちが出てきた時期とも重なります。

彼女たち、というか、私もその中にいたのですが、新しい集客手法として、プロのモデルではない私たちが、自撮り写真をアメブロやSNSにアップすることで、集客活動を行う、という手法が流行りました。

この時に、自撮りをするもっともらしい理由として、「接触頻度をあげる」、「認知度を上げる」ということが言われていました。

女性起業家のこのような行動については、色眼鏡で見られることも多いわけですが、やっていることはLIGと同じことなので、この方法で一定の成果を上げる女性起業家はいらっしゃいました。

間違えてはいけないのは、自撮りのプロになることを目指すのではなく、あくまで、本業がプロフェッショナルであることが前提での、集客テクニックの一つとしての自撮りであるという点で、そこを間違えた人は、結果が出なかったのではないでしょうか。

情報発信で大切なことは、完成度を求めすぎないこと

LIGブログとアメブロの例で私が言いたいことは、情報発信でなにか結果を出すために、情報発信のプロになる必要はないということです。

モデルを使って、プロのカメラマンを使って、完璧なものを作るより、むしろ、集客においては、親しみやすさ、わかりやすさ、透明性が大切になる場合もあります。

素人の自撮りに求められるものは、モデルのような造形にプロフェッショナルなライティングとカメラマンの腕とセンス、ではありません。

大切なことは、情報を伝えようとすることです。

自撮りであれば、どんな場所で自撮りをするのが好きな人なのか、自撮りをするだけで、自分の情報が伝わるという部分はそれなりにあります。

自撮りをする場所が、お茶会なのか、神社仏閣なのか、なにかのオブジェの前なのか、なんだかんだ、自撮り一つで、その人の傾向はわかりますし、そこに自分との共通点を感じれば、親しみもわきますよね。

観光も、観光2.0になっていくように、集客も、集客2.0で、自分たちで情報発信をして自分たちの情報をコントロールしていける時代です。

そこで求められるものは、高度で匿名性が高い作品ではなく、サービスを提供する人の人となりであったり、考え方がわかることです。

すでに観光2.0で成果を出している奥会津の例

観光2.0という言葉をつかったので、この事例に触れないわけにはいかない、という例をご紹介させていただきます。

実はすでに、奥会津には、すでに観光2.0を成功させている郷土写真家の星賢孝さんという方がいらっしゃいます。

NHKだけでなく、海外のBBCにも取り上げられていますし、星賢孝さんが撮影されているのと同じスポットで写真を取るために、海外からも観光客が来るそうです。

会津若松市で11月30日に情報発信講座を開催します

会津地方は私の地元です。地方は、今、どこもそんなに調子が良くはないと思いますが、個人レベルで情報発信をすることで、奥会津のように、取材が来るようになることもあれば、LIGのように会社が大きくなる可能性もあります。

この長い文章を最後までお読みいただいた方は、なにかしら、現状を良いほうに変えたいと思っている方だと思います。少しでもピンときた方は、ぜひご参加ください。

パソコンでワード、エクセルで文章が書ける程度のレベルであれば問題ありません。

参加者のレベルや目的がバラバラでも大丈夫です。皆様の目的に沿った、情報発信や、情報収集の仕方をお伝えします。

お仕事にも役立てていただける内容ですので、お仕事に活かしたい方のご参加もお待ちしております。

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タイトル:あなたに合った情報発信(受信)について学びませんか?

日程:11月30日(金)

各コースの最少催行人員3名
1回目  9:00~12:00(定員6名)
2回目 13:00~16:00(定員6名)
3回目 18:00~21:00(定員6名)

場所:ビジネスカフェテコ(キッチン瓦の隣のビル)
参加費:1,500円

※ノートパソコンをご持参ください。
持っていない場合は貸出しします(無料・要予約)

スケジュール
1、古川の講義(30分)
2、全体での質疑応答(30分)
3、古川の個別指導(2時間)
※古川以外にスタッフが1名います。

この記事を書いた人

古川恵子

古川恵子。1981年福島県生まれ。東京在住。
都内でウェブ制作と、ワードプレス個人レッスンを行っています。また、出身地である福島県にワードプレスを普及させるために活動しています。