ホームページとランディングページのどちらを作るべきなのか?
悩まれている方も多いのではないでしょうか。
結論として、ウェブサイトの運用にあまりお金や時間をかけられない場合は、ホームページを選択することをおすすめします。
ランディングページとは
ランディングページとは、1ページだけのウェブサイトのことです。
ペライチなどのツールでご自分で作られたことがある方も多いのではないでしょうか。
ホームページとは
ホームページとは、正しくはウェブサイトのことです。
トップページやサービス紹介、会社概要など、複数のページがあるウェブサイトをここではホームページと呼びます。
ランディングページの役割
ランディングの意味は、「着地」です。
お客様が最初に着地するページをランディングページといいます。
どこから着地するかというと、お客様が検索結果や、広告をクリックしたところからです。
以下の検索結果で、緑のアンダーラインが引いてあるものは広告です。
文字の広告をクリックした先には、一般的にランディングページが用意されています。
ランディングページは、広告運用とセットで使うのが一般的です。
そのページから確実に商品を売るために、商品を売ることに特化して作るのがランディングページです。
ホームページの役割
ホームページの役割は様々です。名刺代わり、パンフレット代わりというのが一般的でしょうか。
ネット上で24時間働く営業マンという表現もありますね。
でも、それであれば1枚もののランディングページでもいいのではないか?
そうです。でも、そうではない理由があります。
ホームページはSEO (検索エンジン対策)ができるが、ランディングページはできない
ホームページやランディングページを誰かに見てもらいたい、そう思ったとき、どうしますか?
知り合いだけに見てもらうのであれば、URLやQRコードから見てもらうことができます。
しかし、ホームページやランディングページは、不特定多数の人に見てもらって、初めてその真価を発揮します。
不特定多数の人に見てもらうにはどうしたらよいのでしょう?
この記事の最初に、Webサイトの運用に時間とお金を使いたくない人は、ホームページがおすすめと書きました。
その理由は、ホームページは SEO(検索エンジン対策)ができるけど、ランディングページはできないからです。
SEOについて書くと長くなるし分かりにくくなるのですが、そんなに難しいものではないのです。
ホームページを適切に作れば、「□□市 ○○税理士事務所」ぐらいのキーワードであれば、検索結果の1ページ目に来させることは難しいことではありません。
作った後に放置してしまっても、半年後ぐらいには検索結果の上位に表示される可能性が高いです。
さらに、ワードプレスなどの機能で、ホームページの中でブログを書けるようにすると、「□□市 確定申告」など、様々なキーワードで検索結果の1ページ目が狙えるようになります。
広告費用をかけてよいポジションを取らなくても、無料でよいポジションをとれるようになります。
ランディングページにはそれができないのです。なぜなら1ページだけのウェブサイトをグーグルやヤフーは検索上位に来させないからです。
ランディングページを見てもらうためには、検索エンジンでよいポジションをとるために広告宣伝費をかけることが必須です。
個人事業主の方にはコスパの面でホームページをおすすめします
20万円でランディングページを作ったとして、そのページを不特定多数の人に見てもらうためには、グーグル広告やSNS広告に出稿する必要があります。毎月の固定費が数万円〜かかります。
お金をかけたくなければ、自分でSNSを頑張るしかありません。
それをやらなければ、せっかく20万円かけて作ったランディングページが、無用の長物になります。
一方で、30万円のホームページを作ったとします。
維持費用は、制作会社にもよりますが、リンドウの場合はレンタルサーバーを使うので、月々1,000円程度の固定費で、ホームページを維持することができます。
ホームページは、作った後からじわじわと、検索エンジンのなかで存在感を発揮していくので、作った直後よりも半年後ぐらいから、よく働くようになります。
作った後に新着情報やお役立ち記事を更新するなど、手をかければ、さらに力を発揮するようになります。
作るときに少し安いように感じても、ランディングページを活かし続けるには多くのコストがかかります。
ホームページは最初はランディングページより高くても、その分、細く長く、役に立つ可能性が高いです。
どうせお金と時間をかけて作るなら、複数のページがあって、SEOができるホームページをおすすめします。